2022/01/23 18:01
喜捨(きしゃ)とは喜んで捨てると書きますが、仏教用語であり寺院や僧侶に対して金品を施すことです。
捨てると言いますと不要になった物をゴミ箱に放ることだと思ってしまいますが、仏教では大切な物を躊躇なく放り出すことで、大切な物を寺院や僧侶に布施することはとても大きな功徳になるのです。
物品をたくさん持つことは豊かなことであり、裕福になることですが、物品をたくさん持っていても何の功徳にもなりません。
むしろ大切な物を寺院や僧侶に布施することが功徳になるのです。
お焚き上げも然り、物をたくさん持つのではなくて、最小限にとどめて整理整頓することは自らの終活にも繋がります。
楽しかった思い出はお焚き上げで天にお還しするという方法も有るのです。
仏像や掛け軸などは喜捨するという方法もあります。
やすらか庵にも喜捨して頂いた仏像がお祀りされていますが毎日供養し、参拝の方にも拝んで頂いています。